元・シングルマザーのてげてげ気分屋ブログ

シングルマザーだったのが、気が付くと社長夫人になっていて、家族や子供たちに振り回される日常をてげてげ~に綴っています☆

お金がいちばんコワい!!の巻(と、ある日の出来事)

今週のお題「ちょっとコワい話」

 

最近、暑さのせいか何もする気にならないyoshi-愛です。。。(-。-)y-゜゜゜

料理するのも嫌なんですけど・・・マジ、嫌なんだけど・・・

3人のひよこたちが口を開けて待っているので、(あっ、あとひとり大人だけど中身は子供がおった)作らないわけにはいかないよねぇ・・・

暑いなか料理するのが嫌だから、朝からエアコンをガンガン入れまくって・・・

電気代コワいわぁ~"(-""-)"

先月は水道代がすっごく高くって、びっくりを通り越してコワかったね。マジで!!

26000円ってなんだ???コワい!!コワい!!コワい!!

はじめて、水道局と言う所に支払いに行きました・・・水道代って毎2ヶ月分、いつも似たり寄ったりの金額だったから、それに合わせて入金してたのに・・・

残高足りなかった!!

・・・ってか、誰や!?こんなに水使ったの!!いつもは10000円前後なのに!!

愛する旦那様に話すと、ひとこと「暑くてお湯なんか使ってられんわ」

・・・・・・・なるほど。

お風呂の時、子供たちと水で遊んでたらしい・・・"(-""-)"現在(も)進行形。

その時間は、私がゆっくりできるから、あんま言えないけど!!水、使いすぎ!!

マジ、使いすぎ!!

次女のトイレトレーニングがほぼ終わって、下水道も上がってるのにぃ~!!

(油断すると次女はトイレを2回流す。水が流れるのが楽しいらしい。"(-""-)")

次の支払いもヒヤヒヤ・・・コワいわぁ。

マジ、オール電化考えよう。(今さら!?)

 

・・・いつだったか、10年くらい前かな?

まだ、今の旦那様と結婚する前、実家に住まわせてもらっていた時の事。自分の実家なんだけど、出戻りだったから、両親からは居候扱いね・・・"(-""-)"

家賃30000円と母親に煙草を買うで、毎月母親に支払い・・・"(-""-)"

あっ!!

話を戻して・・・10年前の冬。うん。寒かったから冬だった。

夜21時くらいに仕事から帰ってきて、玄関で座ってブーツを脱いでた。

うちの実家の玄関は引き戸になってる。昔ながらのガラスの引き戸。

格子のついたやつで、人の通る影が見える玄関なんだけど、実家のすぐ隣にも家があって、いわゆるご近所さんで、母(70歳くらい)と息子(50歳過ぎ)さんが暮らしてた。私はいつもお菓子とか貰ってた。(*‘ω‘ *)

私の成人式の時に、おじちゃん(息子さん)がショルダーバッグをプレゼントしてくれた。めちゃ嬉しかったんだ~( *´艸`)黒地にラメ入りの、おしゃれで大人っぽいバッグだったから。

あっ!思い出話はこれくらいで・・・そう!

 

・・・ブーツを脱ぎ終わったころ、おじちゃんが玄関の前を通ったのが分かった。

いつも寝る前くらいに外の見回り兼外付けの給湯器を確認しに行くおじちゃん。

いつも見慣れた影。(今日も見回り中なんだ~)くらいにしか思ってなかった私。

 

私「ただいま~」

母「お帰り~、yoshi-愛ちゃん!今日、隣の息子さんが亡くなったのよ!私が救急車とか呼んで忙しかったのよ~」

うちの母親はとにかくよくしゃべる。ホントにしゃべる。口が達者すぎて誰も勝てない。てか、なに言ってんだ?

 

・・・・・・・・ん?おじちゃん、さっき通ったよ?

 

私「お母さん、おじちゃんさっき見回りに行ったよ?今、見たもん」

母「そんな訳ないでしょ!!今日のお昼に亡くなったのよ!」

・・・・・・・・なにを言ってんの?

いつも見慣れた影。全然、怖いとかそんなんじゃなくて、おじちゃん居たんだって!

と、思いつつ、慌てて玄関を開けて外を見に行った私。もちろん誰も居ない。

おじちゃん家の電気もついてない。誰か居る気配もない。おじちゃん家の給湯器も見に行ったけど、もちろん居ない。

・・・・えっ?えっ?おじちゃんが亡くなった?さっきの影は???

あれは絶対におじちゃんの影!!何年も見てきてるんだから間違うはずない!!

私「お母さん、さっきおじちゃんが家の前を通ったんだって!!いつもの見回り!!」

母「そんな訳ないって!」

私「白いTシャツ着て、ステテコ履いてたよ!いつもの格好だった!!」

母「見間違いよ!明日がお通夜で明後日お葬式よ!!お母さん、手伝うんだから!!」

私「・・・ホントに?でも、おじちゃん通ったんだって!!」

・・・ここでひとつ疑問が出た。

父「こんな寒い時期に、Tシャツとステテコは寒いやろが?」

・・・そう言われれば・・・白いTシャツと白いステテコはおじちゃんの夏スタイル。

夜はいつもこの格好だった。

おじちゃんの見回り中に、私が仕事から帰ると「お疲れさん」とあの格好で声を掛けてくれてた。冬は黒地のトレーナーかセーターに黒いズボンだった。黒地が冬スタイル。

父「最後に家を見回りに来たんだろうな・・・」

私「うそでしょ・・・?」

さっきの影は絶対におじちゃんだったのに・・・

父「お前だけには姿を見せてくれたのかもな」

母「・・・可愛がってもらってたから」

私「そうだけど、ホントに亡くなった・・・?」

そう思った瞬間、モヤモヤしてたものが、すぅ~っと、溶けた気がした。

 

・・・そっか。おじちゃん、そうなんだ。

子供のころからよく見て来たおじちゃんのステテコ姿。

いちばん私の中に残ってた姿。

だから、寒い時期なのにステテコ姿だったんだ。

肺気腫を患ってたおじちゃん。結婚もせず、母親とふたり暮らしで、支え合って暮らしてた。おばちゃんが作るバナナのお菓子が美味しかった。いつも貰っておやつに食べてた。白餡が入ったお饅頭(手作り)も大好きで、酒饅頭も作ってくれて・・・

父が「これは俺が食べる!!酒だからお前はダメ!!」って、よく言ってた。

 

「母親より先に逝くなんて・・・」そう言った私の母。

私はあまり人の死を身近に経験したことが無かったから、この時は、あまり悲しいとか感じなかったんだ。

だって、おじちゃんの姿を見たから。影だったけど。あれは間違いなくおじちゃん。

怖いとも感じなかった。

不思議な事だけど、こんな事もあるんだって実感した。

 

私はロマンチックな考えとか、目に見えないものを信じる気持ちとか・・・残念ながらそういう素敵な考え&心霊を信じる気持ちなんて持ち合わせてはないけど、人と人との繋がりには、目に見えない何かがあるのかもしれないって思ってしまう出来事でした。

 

見間違いとか思い込みとかって言われたらそれまでなんだけどね・・・"(-""-)"

 

でもちょこっとだけ、この世の中には見えない何かあるって感じれたような・・・気がする。